四星球: TOEICのPart IVを考える

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TOEICのListening Sectionに注目してみます。


ちなみに、例として取り上げる問題などについては、このシリーズのエントリーではすべて、


TOEICテスト新公式問題集


を参照していきます。


さて、三星球、Part IIIでは、設問先読みの


3のリズム


に乗って、順調に回答が先へ先へと進んでいくことになるわけですが、そこから今回のエントリーのテーマ、四星球、Part IVに入ることになります。


このセクションについては、筋肉番付やよくあるスポーツ・バラエティの、挑戦者をあざ笑うかのような数々の難関アトラクションというか、障害物競争などを連想してしまいます(笑)


リスニング・セクションは、一般的な英語の基礎力があれば、TOEICの設問リズム・スピードと、コツさえ呑み込んでしまえば、スコア向上にそれほど時間がかからないのではないかと思います。


What, who, where, when, whichといったマシンガンのように投げかけられる疑問文や、言い換え表現にもやすやすとついていけるだけの、しっかりとした英語の「基礎体力」をつけつつ、一方で数多くの問題演習を積み重ねていけば、地力をつけてからチャレンジする方は半年もあれば、急激なスコアアップも可能でしょう。


人によってはそんなに時間がかからない方もいるはずです。


Part IVの問題を見てみましょう(以下例として取り上げる問題番号はすべて『新公式問題集 Vol.5』の「TOEIC練習テスト(1)」)。


Part IVは、設問ナンバーで言うと71~100にあたり、問題用紙からは一見Part IIIとよく似た印象を受けるのですが、ここかしこに受験者を戸惑わせる仕掛けがあちらこちらに設定されています。


これらを知って試験会場に臨むのと知らないで臨むのとでは、結果的におおよそ50~70点ぐらいの得点の開き(下手をすると100点以上かもしれません)が生じる原因になってしまう危険性もあるでしょう。


TOEIC練習テスト(1)」の71~76番の問題を見てみると、これらはトランスクリプトなどを確認してもよくわかる通り、ピッチャーが投げる球種に例えるなら、「ストレート系」の問題です。


トランスクリプトと選択肢との「距離」はそれほど離れておらず、TOEICテストの特徴の一つである、「これでもか」と言わんばかりの


微妙に異なる言い換え表現を使ってひねる」問題設定


や、


正確な予想される回答をほのめかして推測させる」問題設定


や、


「これだ!」と思わせておいて正答を少しずらす」問題設定


は、やや抑えめにしてあると言えるでしょう。


これはReading Sectionの問題にも共通するキャラですが、これはいわば「見せ球」です。


この設問ナンバーあたりを機嫌よく解いていると、突然TOEICテスト(トランスクリプトと設問)はスライダーやフォークなどの「変化球」を放ってきます。


それが「TOEIC練習テスト(1)」でいうと、Part VIIの77番あたりから出現してきます。


77番だと、ラジオっぽい音声なのでそのままついラジオの選択肢を選んでしまったりする受験者が続出することになる、という風に、少しずつ少しずつ、設問がひねってあるスタイルになってきます。


818488番なども、間違える場合はリスニングの力がまだまだ甘いため、といってしまえばそれまでですが、やはりストレートに回答させる問題ではなく、聞き取った情報を瞬間的に解凍して、何が起こっているか・何が予想されるかを推測させる問題となっており、これはトランスクリプトの話者が話している情報の「隅から隅まで」を正確に聞き取れるリスニング力を身につけておいて、なおかつ、それらの基礎的な英語受信能力を前提として、受験者に「瞬間的に判断させる」ことを要求してくるタイプの設問です。


日常的に英語環境にいる方にとっては何ともないことなのですが、普段どっぷり日本語環境に浸かりきっていて、試験の時だけ英語環境にやや緊張しながら臨むだけ、というような大多数の受験者にとっては、かなりの厄介なタスクであることは間違いないでしょう。


つい「フーッと」トランスクリプトの一部をうっかり聞き逃してしまったりすると、その他にも95番のように微妙な選択肢が2つ入っているような設問の場合は、判断ミスの誘因となってしまう危険性もあります。


Part 1~3までに、気持ちの良い回答リズムでつい気が緩みがちなリスニングセクション終盤、Part IVの70番台後半から、TOEICテストはその平易なPlain Englishの仮面の下に隠した真の"malicious"な顔を見せてくる、というわけです。


リスニングセクション、特にPart IVの70番台後半からは、いわば「TOEICを打ち込むか、TOEICに打ち取られてしまうか」という瀬戸際の連続です。


「TOEICは簡単だから」とか、「TOEICは平易だから」、などとばかりも言えないということでしょう。


TOEICを専門にされている先生方が書かれる対策本の中にも色々と方策が書かれてありますが、受験者は皆それぞれ置かれている環境や既習状況などが異なりますので、それらのアドヴァイスを参照しながら、自分で実際に本番のTOEICテストや新公式問題集などを確認しながら、自分の現状にあったTOEIC対策を進めていくことが望ましいのではないかと思います。


しかし、現状聞こえてくるリスニングで言っている意味が半分ぐらいも分からない、というような方は、まずは一度「戦略的に後退」して、英検2級とビジネス英語の基本英語力を養うトレーニングを並行しながら、連続受験を経済状況の許す限り続けていく、というやり方が結局のところそれほど時間を費やさずに、会社や大学(→これらは日本国内に限られたいわゆる「世間」の範囲に限られる形になりますが)を唸らせるスコア獲得の近道なのではないかと思います。










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Topic : 英語・英会話学習 - Genre : School

Comments

参考になります!

こんにちは!
とてもためになるブログですね!
4月にTOEIC受験(検?)を控え、勉強しつつもアイテムライターの
こずるかしさに苦笑している毎日です。
目標点数は…990点ですが、過去2回、700点にも達していません(笑)。

とてもソフトな語り口ですね。
よくありがちな、「私がこれだけできたんだから君にもできる」や
「どうだ、すごいだろう」のようなブログとは対極で、それでいて、
とても説得力を感じます。

更新、楽しみにしています

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