一星球: TOEICのPart Iを考える


   ☆








リスニング・セクションの初っ端、Part 1を得意にしている方は多いことでしょう。


Part 3やPart 4と比べると、取り立てて対策をする必要もないように思う方もいらっしゃるかもしれません。


ここには時折「あれっ?」と感じるような問題が出題されることがあり、いきなり難しめの出題がある傾向になってきているとよく言われますが、それほど困難なトリックが仕掛けられているわけでもありません。


『新公式問題集 Vol.5』でも、この中に収録されている練習テスト(1)・(2)のどちらのPart 1を見ても、それほど難しくはありません。


強いて挙げれば練習テスト(1)の5番や8番、練習テスト(2)の3番などが、写真のイメージに自分の思い込みが強すぎてしまうと、基本動詞などを聞きとっていながらも先入観に引きずられて「自滅マーク」してしまう危険などがあると言えるでしょう。


トランスクリプトを一通り確認してみても、非常に平易な言葉ばかりで描写されているものばかりです。


ここのパートで聞きとれない言葉がある場合は、それは意表を突くような日常的な言葉だったり、慣用表現だったりする場合なのではないかと思います。また、ここでの調子で、自分自身のその日の体調やメンタル面の具合が測れるのではないかとも思います。


取り立てて対策について、特に述べるようなことがないようにも一見思えるのですが、実はこのPart 1、結構深いものがあると考えています。


それは、"describe"(描写)能力を見る、という観点から問題を見ていくと、非常に基本的な設問でありながら、基礎の基礎から最高峰の英語テストに至るまで、どこまでも英語運用能力のレベルを測れる設問として応用できるからです。


例えば、Oxford Reading Tree(ORT)という子供向けの人気英語教材がありますが、このシリーズの最初は、単語など一切登場せずに、絵柄しか目に入らない作りになっています。


また、国内で受験できる英語試験の最高峰とされる、ケンブリッジ英検のCPE(Certificate of Proficiency in English)というレベルのSpeaking Testにおいても、写真を受験生に見せて話をさせるコーナーがあります。


絵本を読んでもらったりTOEICを受身の姿勢で回答する場合は、それほど問題となることはないかもしれませんが、ここで立場を180度回転させて、


「絵・写真を見て、その光景について英語で描写する・話をする・ストーリーを考える」


というタスクを与えられたらどうなるかを少しでも考えてみたら、これは日常英語のアウトプットに慣れていない状況であれば、そんなに簡単なタスクではないことがすぐに分かります。


英検などでも、準1級では絵柄を見てストーリーを組み立てる、情景を英語で描写する、describeする能力を示せることが合格には必要とされます。


TOEICのS/Wテストや、IELTS・TOEFLなどでも話は同様で、こういった試験では絵・写真がグラフなどに置き換わり、正確な、過不足のない描写能力、アウトプット能力がSpeaking/Writingの形で求められることになります。


物事を描写する能力、英語で絵・写真・情景・グラフなどをdescribeすることができる力というのは、一見簡単そうに見えてなかなか身につけることが難しい力なのではないかと思います。


TOEICのPart 1に出てきた写真をずらーっと並べて、


はい、じゃあ今からこれらの写真について、何が起こっているか英語で説明してください


とクラスなどで実際のレッスンの一部としても使えるわけで、あてられた生徒さんは、恐らくほとんどの場合、「えー!」っと尻ごみしてしまう方が多いのではないでしょうか。


TOEICのPart 1などに見られるような写真や絵柄・グラフなどの問題は、英語で物事を描写するときの、いいお手本になってくれます。


「こういった物事や光景をネイティヴはこんな感じに描写するのか」という実例として、良いサンプルになってくれるというわけです。


極端な例ですが、一枚の写真を見せて、


それでは今からこの写真にちなんだストーリーを10分間展開してください


というようなレッスンもできるでしょう。


それだけ写真問題は奥行きが深く、実際のところ英語での発信型describe能力を見る上では、写真一枚さえあれば、どのようにもレッスンやトレーニングを深めることができます。


テストを受けっぱなしにするだけでなく、まずはTOEIC程度の簡潔な、時制を明確にした分かりやすいPlain Englishで、写真・絵・事柄・グラフなどを描写する英語運用能力をマスターする、という視点からPart Iを捉え直すことが、必要なのではないかと私は思います。


今後はますます発信型の英語力が必要となってくるのではないでしょうか。


受信型の解き方から発信型のトレーニングに学習を移し換えて、他の英語テストを受けても効果があり、実際の実用・実務に耐えることができ、いざというときに本当に役に立つdescribe能力を身につけるところまで、日々の学習プランの中に入れていきたいところですね。






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Topic : 英語・英会話学習 - Genre : School

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